もやしは冷凍出来る・出来ない問題についてですが、結論から言うともやしは冷凍できます！
ただ食感が変わってしまうので、どう変化して、どんな料理に向いているのかは知っておいた方が良いかもしれません。
冷凍したもやしの食感が変わるからこそ美味しい料理もたくさんあります。
冷凍する方法や保存の仕方、冷凍もやしに向いた料理まで、ちょっとしたコツを抑えることで美味しく食べられるので、ぜひ知っておきましょう。
もやしを冷凍保存するやり方！期限は？袋ごとOK？
1. 洗って水気を切る
最近のもやしは「洗わずにそのまま使えます」という表示があるものも多いですが、【一度洗う】ことでより美味しさをキープできます。また、洗うことでもやしの臭みも軽減できます。
流水で洗った後は、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切ることで霜を防ぎます。
2. 冷凍用密閉保存袋に入れて冷凍庫へ入れる
ジップロックなどの冷凍用密閉保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。この時、できるだけ空気を抜いておくと良いです。
ポイントは洗ってしっかり水気を切り、余計な空気を抜いて密閉袋に入れることです。この事からも、買ってきたままの袋ごと冷凍保存するのはオススメしません。
※必要な分だけパキッと割って使えるので便利です。
※冷凍なら保存期限は約2週間程度が目安となります。
冷蔵庫でも長持ちさせる！もやしの保存の仕方
野菜室で保存していてもすぐに傷んでしまうもやし。
「え？もうダメになっちゃった？」「もう少し長持ちして欲しいな」などという経験は誰しもがあると思います。ここでは生もやしのシャキシャキ感を残しつつ、冷蔵保存する方法についてご紹介します！
その方法とは「袋から出して水を注いだ容器に入れる」です。
保存容器にもやしを入れ、もやし全体が浸るくらいに水を入れます。フタをして冷蔵庫へ。2日に１度の水の入れかえは必要です。
ただし、これはあくまでも【そのままよりは持つ】というレベルですので、しばらく使わないなら冷凍の方が長く持ちますので、状況によって使い分けて下さい。
生もやしと冷凍もやしの違いは？向いてる料理は？
生もやしと冷凍もやしの違いですが、冷凍もやしの場合はシャキシャキ感はやや落ちてしまいます。ただ冷凍する際に水分が抜けることから味の染みはよくなります。反対に、生もやしは新しければ新しいほどシャキシャキ感が楽しめるので、料理によって使い分けるといいですね。
冷凍もやしに向いている料理は？
冷凍もやしは解凍すると独特の青臭さが出てしまうので、濃い味付けの料理だと臭みが気にならなくなるため向いています。
オススメは、炒めものやスープ、お味噌汁、鍋など、凍ったまま投入できるので楽チンですよ♪
逆にシャキシャキの食感を楽しむもの、例えばサラダやナムルなどは避けたほうが良いかもしれません。フニャッとした食感のサラダがお好みであれば、良いと思いますが^^;
もやしって生で食べてもだいじょうぶ？
もやしは加熱して食べる食材として販売されているため、生では食べない方が良いです。また、炒める（火を通す）ことでもやし独特の青臭さがなくなるため美味しく食べられます。
もやしをシャキシャキ食感で炒めるためのコツは？
1. 50℃のお湯に1分浸して水気をきる
まず50℃のお湯に浸し、ざっと混ぜ１分ほどおいたらざるに上げ水気を切ります。
これをする事でもやしは水を吸い、もやしにハリがでます。
2. あらかじめサラダ油をなじませる
ポリ袋にもやしを入れ、そこにサラダ油を入れなじませます。
これにより加熱した時に熱が早く伝わり、水分を閉じ込めやすくします。
3. 炒める時間は１分以内にする！
炒め時間は強火で１分が基本です。余熱でも火は通るので、少し早めに鍋からあげましょう。お皿の上で完成するイメージです。
これでシャキシャキの中華屋さんのようなもやし炒めができます！炒める前にサラダ油をなじませるのは意外な方法ですよね。
まとめ
今回はもやしは冷凍できるか？と、もやしの冷凍のやり方、生もやしの保存の仕方などをまとめました。
もやしと言えば、美味しいし、コスパも良いし、多くの方に愛される食材ですが、痛みやすいという点のみが難点でした。でも、冷凍できれば使いたいときにすぐ使えてお料理の幅も広がりそうですね！毎日のご飯づくりに今回の方法をぜひお役立て下さい♪
