里芋の下処理はゆでるだけで完了!思っていませんか?実はもうひと手間加えるとより美味しくなるんです。
そのひと手間とは茹でる前に塩を振って揉み込むこと。
- 里芋を流水でこすり洗いし、水気をキッチンペーパーでふき取る。
- 次に皮を剥いたら、塩を振って揉み込むだけ。
※塩の量は里芋400gに対して大匙2くらいが目安です。
里芋はそのまま茹でるとぬめりが出てしまい、味がしみにくくなるので、このひと手間で煮物もさらに美味しくなりますよ♪
- 里芋を長持ちさせるための下処理と保存方法は?
- 里芋の下処理は皮むきが大変!簡単にできる方法は?
- 里芋の下処理をレンジでさらに簡単にする方法
- 里芋の下処理を塩だけで済ませる方法
- 里芋は下処理をしないと食べられないの?
- 里芋を豚汁に入れるには下処理せずにそのまま入れてもいいの?
- まとめ
里芋を長持ちさせるための下処理と保存方法は?
傷のない里芋はそのままでも新聞紙にくるんだりして保存できますが、皮の一部が剥がれてしまったり、傷があるとすぐに傷んでしまいます。そこで、少しでもきれいな状態で長持ちさせるには、買ってきてすぐに冷凍するのがおすすめです。
一番簡単な里芋の冷凍保存法
- 里芋の汚れを流水で落とし、皮をむいてお好みの大きさにカットする。
- 水にさらすか、塩でもんでから洗ってキッチンペーパーなどでしっかり水気をとる。
- 平らにして冷凍保存袋に入れればOK!これだけで約1ヶ月も保存可能◎
使う時は汁物ならそのまま入れるだけ。茹でてから使うよりも里芋のねっとりがやや控えめの仕上がりになります。里芋のねっとりを味わいたい時は電子レンジで加熱してから使ってみてください。
下処理なしのまるごと冷凍保存方法
実は里芋はまるごと冷凍OKなんです!方法はとっても簡単。
- 流水で汚れを落とし、キッチンペーパーなどでしっかり水気をとる。
- 一つずつラップで包んで冷凍保存袋に入れるだけ!約1ヶ月保存可能◎
解凍する時はラップのままレンジでチンすると皮も簡単にむけるので楽チンですよー♪
里芋の下処理は皮むきが大変!簡単にできる方法は?
里芋はあの独特のぬめりのせいで、皮むきに苦労をされる方も多いのではないでしょうか?つるつる滑ってケガをしそうになったり、手についたぬめりがなかなか取れなくて痒くなったり。そこで里芋の皮むきを簡単にするコツをご紹介します。
- 里芋をたわしで洗い、乾かしてから皮むきする。
→ ぬめりが少なく、スムーズに剥くことができます。
- 指に塩を付けながら剥く。
→ 傷がある・指が荒れやすい方は注意ですが、滑りにくくなります。
- アルミホイルを丸めてこする。
→ 包丁いらずでつるんとむけやすいです。
- 里芋を皮ごと塩水で10分ほど茹でたあとに皮をむく。
→ しっかり加熱すれば簡単に手で剥けます。
里芋の下処理をレンジでさらに簡単にする方法
里芋を茹でてから皮を剥く方法もいいですが、わざわざお鍋を出すのが面倒!そんな時に便利なのが、レンジで加熱して皮を剥く方法です。
- 流水で里芋の汚れを落とし、ぐるりと一周包丁で切り目を入れる。(こうすることで皮がむきやすくなります。)
- 水を少しかけたら、600wで5分ほどチンして、熱いうちに皮を剥く。
この時、里芋が非常に熱くなっているので、ふきんなどを使ってやけどしないように気をつけてくださいね。生のまま皮を剥くと手が痒くなってしまう方には、この方法がおすすめです。
長めに加熱をして、塩やタレでホクホク食べることもできます!すごくおいしいので、おかずにする分まで食べてしまわないように注意しましょう(笑)
里芋の下処理を塩だけで済ませる方法
時間がない時はこの方法がおすすめです。
- 皮をむいた里芋を好みの大きさに切り、塩と一緒にボウルに入れる。
- 里芋をもんでぬめりが出てきたら、水を少し入れてさらにもみ、最後に流水で洗い流せばOK。
水にさらすだけよりはぬめりがとれて、加熱の必要もなく簡単なので、煮物などはこれで十分ですね。
里芋は下処理をしないと食べられないの?
なんのために里芋の下処理をするのかと言うとぬめりを落とすためです。
里芋にはムチンやガラクタンと呼ばれる粘質多糖類が含まれており、それがぬめりの原因と言われています。里芋のぬめりを落とさないと、煮汁に里芋の粘りや濁りが出てしまい、火が通りにくくなるだけでなく、味が染みにくくなります。
とはいえ、身体に悪いものではないので、気にならなければ下処理しなくても大丈夫です。煮物に関しては、味を染み込ませるというより、周りに絡ませる感じで仕上げるとツヤっとおいしそうに見えますよ。
里芋を豚汁に入れるには下処理せずにそのまま入れてもいいの?
里芋を豚汁に入れる時の下処理は、切ってからしばらく水にさらす方法がオススメです。これをするだけで、味がグンと良くなります。
また、これからの寒い時期に違った味わい方をするなら、あえて下処理せずに使えばよりぬめりが出るので、そのとろみで温まるのもいいかと思います♪
余談ですが、石川県では豚汁のことをめった汁というそうですよ。
まとめ
今回は里芋の様々な下処理方法についてご紹介しました!これを機会に里芋を手間なくより美味しく味わってくださいね。
そういえば、これを機会にいろいろと里芋ドットコムをしていたんですが、個人的に一番美味しそうだったのが里芋チップスでした。どんな味がするんでしょうか?
では!