秋といえば、やっぱりさんまですよね。あの香り、味、最高です!そんなさんまは、氷水の入った箱で売られていることが多いイメージですが、調理前にもう一度洗ったほうがいいのか気になりますよね。そこで、今回はさんまは洗うのか?問題についてや、さんまの美味しい焼き方などご紹介します!
- さんはま「洗う」のが正解!その理由とは?
- さんまの頭と内臓(はらわた)の取り方!
- 秋刀魚(さんま)は胃がないってほんと?
- 秋刀魚(さんま)の焼き方で美味しい時間と焼き方は?
- さんまの温め直し方法!一番楽で簡単なのはフライパン?
- まとめ
さんはま「洗う」のが正解!その理由とは?
調べてみると、「買う時に氷水に入ってたし大丈夫」「皮だけよけて食べている」などさんまを洗わずに食べる人も少なくはないようですが、基本的にはさんまは洗ってから焼くのをオススメします。もちろん、洗わなかったからと言って食べられないわけではないと思いますが、細かなウロコが残っている場合もありますし、臭みも取れるので、やはり美味しくさんまを味わうなら洗った方がいいと言えます。
さんまの洗い方
さんまの洗い方は簡単!手で身をなでながら洗い流すだけでOKです。ウロコがついていたり、ぬめりが気になる場合は包丁を使い尻尾の方から頭に向かってゾリゾリすればキレイになります。洗った後は臭みを取るためにも、ペーパータオルなどで水気をしっかりふき取りましょう。
水気を取ったあと、片側2つまみ程度ずつ塩をふっておくと、よりくさみも取れて、さんまの身に弾力を与え、うまみが増す効果があるそうです。すぐに焼かず、10~20分程時間をおいてから焼くとしっかり塩味も入って、美味しく仕上がりますよ!焼く前には余分な水分が出ているので、キッチンペーパーで軽くふき取ってください。
さんまの頭と内臓(はらわた)の取り方!
さんまは内臓(はらわた)まで食べられる魚ですが、あの苦みが苦手な人もいると思います。また、頭も付いている方が見栄えはいいですが、食べやすい・お皿に乗らないという理由から取る人が多いようです。
さんまの頭と内蔵の取り方
- さんまの肛門付近に1cm程度、背骨方向に切り目を入れます。
- 頭の後5mm程度のところに、上から包丁を入れます。
- エラの後5mmくらいの所に下から包丁を入れます。
- さんまの頭を持ち、軽くひねる様に引っ張れば、するんと頭が取れ内蔵を引き抜けます。
- お腹の中をザーッとすすぎ、水分を拭き取ります。
※2・3の時に背骨を切らないように注意してください。
さんまの内臓は"苦味の中にもうま味あり"と言われ、コクのある深い味わいがあり、内臓を残して調理してもおいしくいただけます。個人的には、塩焼きの場合は内臓を付けたままの状態で焼くと身の部分に味が染みた感じが好きです。特に旬の時期の生さんまなら内臓の臭みも少ないので、食べたことない人はチャレンジしてみては?
秋刀魚(さんま)は胃がないってほんと?
実は元々さんまには胃がないんです!さんまはエサである動物プランクトンを、なんと数十分で消化してしまうらしいです。そのため、胃を持っていないし、内臓に消化物がほぼ残っていないから内臓(はらわた)を食べることができるそうです。これはアユなども同じですね。だからさんまの内臓は美味しいのかと納得です!
秋刀魚(さんま)の焼き方で美味しい時間と焼き方は?
秋刀魚が美味しく仕上がる焼き時間は、片面焼きグリルなら片側5~7分ずつ、焼き目がついたら上下を返してあげます。両面焼きグリルなら約10分、こんがりと色づくまで焼きます。
焼き方のポイントは、魚焼きグリルにサラダ油をサッとぬり、強火で3~5分程度予熱しておくこと!表面を一気に焼くことで、パサつかずに美味しさを閉じ込めることができます。また、焼く前に片面に3~4本斜めに切れ目を入れておくと、火の通りが良くなり、見た目もおいしそうに焼き上がりますよ♪
さんまの温め直し方法!一番楽で簡単なのはフライパン?
さんまの温め直し方法はいくつかありますが、個人的に一番楽で簡単なのは、フライパンとクッキングシートを使う方法だと思います。また、それ以外の温め直し方法もご紹介します!
一番楽で簡単なのはフライパンとクッキングシート
フライパンの底と同じ位の大きさに切ったクッキングシートを敷き、さんまをのせて加熱すれば、焦げついたりくっつくことなく、簡単に温めることができます。さんまの脂が多い場合は、キッチンペーパーで余分な脂を吸い取れば、カロリーカットになり、ベタつかないのでおすすめです♪
電子レンジでサンマを温めるならラップなしがおすすめ
ラップをかけると水分がこもり、さんまの表面がパリッと仕上がらないだけでなく、匂いがこもるので生臭い仕上がりに。電子レンジで温める場合はラップなしで、お皿に割り箸を2本乗せ、その上にさんまをのせておけば、より上手に温められます。
魚焼きグリルで温めるとパリッと仕上がる
魚焼きグリルで表面をカリッと焼き直しつつ温める方法です。こんがりとした焼き色、香ばしい状態で温められます。ただし、火力が強いと焦げてしまうこともあるので注意が必要です。多少手間にはなりますが、電子レンジで軽く温めてからグリルに入れると中心まで温まりながらも適度にパリッと焼き上がるのでおすすめです!
オーブントースターは焦げに注意
パリッとした仕上げならオーブントースターでも良いですが、性質上表面だけを一気に加熱するので焦げてしまうことが多いです。魚焼きグリル同様、先に電子レンジで温めてからアルミホイルをかぶせて均等に焼き上げましょう。
まとめ
今回はサンマは洗うのか?から始まり、美味しい焼き方や、温め直しについてご紹介しました。
そういえば、サンマピザ、サンマの回鍋肉というのが変わり種で美味しいんだそうです。私も以前さんまピザを食べたことがありますが、脂がのったさんまとチーズの相性がばっちりですごく美味しかったです!「サンマと言えば塩焼き一択!」というのも良いですが、変わり種のサンマ料理にもチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね♪
では!