12歳の少女と30歳の軍人という18歳も歳の離れた2人の恋愛を描いた漫画『煙と蜜』がキュンキュンしすぎるのでぜひ紹介したい!いや、させてください!年に10回刊行される「ハルタ」(KADOKAWA)のVol.59(2018年11月15日発売)より連載されているこのマンガのやさしくてじれったい恋模様は、きっと忘れかけていた甘酸っぱい何かを思い出させてくれるはずですよ(笑)
『煙と蜜』の作者やあらすじ
- 作品タイトル:煙と蜜(けむりとみつ)
- 作品の作者:長蔵 ヒロコ
あらすじ
大正時代を舞台にした、年の差「許婚」のふたりの物語です。恥ずかしがり屋だけど何事にも一生懸命な12歳の花塚姫子(はなづか ひめこ)と、その「許婚さま」は帝国陸軍の軍人で30歳の土屋文治(つちや ぶんち)。文治さまが大好きな姫子は、自分が幼いのを気にしており、大人っぽくなろうと頑張ってみたり、その努力がとてもいじらしく可愛いんです。一方の文治も、軍のなかでは恐れられているほどの厳しさなのですが、彼女の前だけでは柔らかい表情を見せて…。と、18歳差のふたりのやりとりにきゅんきゅんします。いやされますよ。
『煙と蜜』の見どころは?個人的に最高だったシーン
文治さまがとにかくカッコイイ!自分の人相が悪いのを気にして、姫子ちゃんに会う前には眉間の皺を揉んだり、軍の規律に反して髪を伸ばしていたり(これは文治さまが、かなり偉い階級だから許されているというのが2巻で判明)、姫子ちゃんのことをすごく大切にしているんだなぁというのが、どのエピソードにも詰まっていて、「うわカッコイイ…無理!」ってなりました(笑)許婚だけど姫子ちゃんはまだ12歳なので、文治さまはすごく気を遣っていてチューもしません。でも手をつないだり、髪を梳いたり…みたいな些細な触れ合いに、余計にドキドキしてしまって「待って、尊い。」と語彙力をなくします(笑)あと、軍服萌えの人にはたまらないです。私服の着流し姿もカッコイイけど、軍服姿がたまらんです。一つ一つの仕草でやられてしまいます。
『煙と蜜』はこんな人にオススメ!
『煙と蜜』は「ゴールデンカムイ」や「エマ」が好きな人にオススメです。とくに大正時代が舞台&軍属のイケメン男子ということで、「ゴールデンカムイ」ファンには刺さると思います。「ゴールデンカムイ」は明治が舞台ですが、大正時代の陸軍ってこんな感じなのかぁと細かいところまでチェックしたくなります。「エマ」は身分の差から、なかなか進展しない恋が見どころだと思うので、そのじれったいもどかしさが通じるところがあると思います。絵柄も「エマ」ファンが好きそうなのでおススメです!
『煙と蜜』3巻の発売日はいつ?
『煙と蜜』の最新刊(3巻)の発売日は2021年6月15日(火)です。『煙と蜜』が連載している「ハルタ」は年10回刊行のため、新刊の発行ペースは比較的ゆっくりですね。念のため、過去の発売日も載せておきます。
『煙と蜜』各巻の発売日
- 1巻→2019年12月13日
- 2巻→2020年7月15日
- 3巻→2021年6月15日
こうしてみると年に1回のペースで発売されてますね。
↑『煙と蜜』3巻はこちらからどうぞ!