毎年プロ野球のシーズンオフの時期に、定期的にマスコミで話題となる戦力外の選手たち。
野球のエリート集団が競い合うプロ野球の世界でも、毎年有望な選手が入団してくる一方で、厳しい現実を突きつけらる戦力外通告を受ける選手がいます。
一般的な会社もそうですが、企業にとって競争というのは切っても切れない関係があります。
今回はプロ野球で戦力外通告をされた場合どうなるのか?またその後の人生をどんな風に歩いているのかについてです。
野球で戦力外されるとどうなる?気になるその後を調べてみた。
結論からいうと野球で戦力外通告を受けた選手がとるべき道は、あくまで現役続行を目指し他球団へ移籍するか、任意引退して新しい道に進むかのいずれかしかありません。
どちらにせよ、環境が大きく変わる事から、選手にとっては苦しくなりますね。
ほとんどの選手は、若い頃(小さいころ)から野球一筋で来た選手が多いため、大半は「野球を続けられるなら」と他球団移籍を希望する選手ほとんどです。
もちろん運よく他球団からオファーを貰えれば、そのチームへの移籍が決定しますが、現実的には他球団からの移籍のオファーがある選手は過去に実績を積んだ選手などごく少数です。
ほとんどの選手は他球団移籍を考える場合、入団テストを受けて合格する道しかありません。
入団テストで代表的なものは?
入団テストの内容で代表的なもので言えば、毎年恒例で開催される合同トライアウトがそれにあたります。
プロ野球の首脳陣やスカウトなどが来た中で行われるテストで、いずれかの球団の目に留まれば入団する事が可能となります。
またこのトライアウトでは、プロの12球団以外の野球関係者も来場します。
即ちノンプロの社会人野球や、独立リーグの関係者から来ており、気になる選手に対して契約の申し出がある可能性もあります。
トライアウトからの野球選手としての道はかなり厳しいので、仮に契約できたとしても、契約条件は活躍中であったプロの時代とは比べ物にならないほどの厳しい条件であり、特に金銭的な落差に戸惑う選手が多いと言われています。
任意引退をする場合は?
次に任意引退をする場合ですが、球団功労者ともいえる一流選手の場合ならフロント入りやコーチとしての道もありますし、さらには解説者として再スタートする人もいます。
とはいえこれらは、ある程度現役時代に活躍した名前の知れた少数の精鋭たちです。
任意引退する選手の多くが再就職や、自分自身で起業する人が多いと言われています。
また元野球選手という抜群の身体能力と、プロ野球選手として稼いだ過去の年俸。
さらには、野球選手として作り上げた人的なつながりを生かして、再就職先であれ会社の経営者になる場合であれ、それなりの活躍をしながら第2の人生を歩んでいるという方がかなり多いと言われています。
ラーメン屋さんを開業された方もいれば、別のスポーツに転身して活躍されている方、小売業や清掃業を開業される方など、本当に様々です。
やはり忍耐力というか精神力が、一般の人に比べてタフなんでしょうか^^;
なんにせよアスリートの世界は一般の会社員に比べ、現役で働ける期間も短いので、セカンドキャリアも視野にいれつつ現役生活を送る必要がありそうですね。
野球で戦力外されるとどうなる?移籍?引退?その後まとめ
今回は、野球で戦力外されるとどうなる?移籍?引退?その後についてでした。
・戦力外通告をされた場合、「他チームへの移籍」と「任意引退」の選択肢がある
・引退した選手のセカンドキャリアは活躍によって様々。
という事でした。
まぁプロ野球選手に限らず、こんな時代ですから一つの仕事に依存するというのは、考え方が古いのかも知れませんね^^;
人気の記事