アンパンマンといえば、小さなお子さまに大人気の国民的アニメ!
そんなアンパンマンの登場キャラクターの一人、メロンパンナちゃんの声優が変わったという噂がちらほらでているようなので、その理由や歴史を約30年間を遡ってみた所、意外な事実もありました!
今回は、メロンパンナちゃんの声が本当に変わったのか?変わったと言われる理由、メロンパンナちゃんの声優さんの驚きの事実について、ご紹介します!
メロンパンナちゃんの声優は変わった?
まず結論からお話するとメロンパンナちゃんの声優さんは変わっていません。
1992年のアンパンマンの放送開始から約30年にわたって「かないみか」さんが担当しています。
かないみかさんと言えば、『機動新世紀ガンダムX』のティファや『ギャラクシーエンジェル』のヴァニラ、きんぎょ注意報!のわぴこやひぐらしのなく頃にの北条沙都子などなど。
誰もが一度は聞いた事のある、日本を代表する声優さんの1人です。
ではなぜ、メロンパンナちゃんの声優が変わったと言われるのでしょうか?
いろいろ調べてみると、見る側にも演じる側にも理由があるようです。
見る側が勘違いしてしまう理由は?
見る側の理由として、「30年間アンパンマンを毎週欠かさず見続けている人は少ないのでは?」と言われています。
私もそうですが、自分が小さい頃にアンパンマンを見ていて、しばらく見なくなり、また子どもが産まれたタイミング等で再び見始める。そういう方が多いと思います。
その場合、当然【思い出補正】が入ります。
「メロンパンナちゃんはこんな声だったはず」「もっと声が高かったような気がする」
私なんかは3日前に食べた夕食すら忘れてしまいますから、数年見てなかったアニメのキャラクターの声を正確に聞き分けられる訳もありません^^;
つまり思い出の中でできたメロンパンナちゃんの声のイメージと、現実の声とがずれており、声優が変わったように感じてしまうのです。
また年齢と共に耳は悪くなっていくものなので、その影響もあるのかもしれません。
演じる側にも理由はある?
演じる側にも理由としては、声変わりほどではなくても、30年もたてば人の声は徐々に変わります。音域しかり声量しかりです。
つまり、声優ご本人としては同じように演じているつもりでも、昔とは印象が変わってしまうことも充分にありえます。
例えば、ドラゴンボールの孫悟空といえば野沢雅子さんですが、「かめはめ波」の「波――――!!」の迫力を昔ほど感じなくなってしまったのは、私だけではないのではないでしょうか?
昔の方が「波――――!!」が長かったと思いませんか?
これも思い出補正が入っているのかも知れませんが、そもそも野沢雅子さんは1936年生まれ。
ドラゴンボールが最初に放送されたのは1986年で野沢雅子さんが50歳の時ですので、声の印象や迫力に変化があるのは仕方がない事かも知れません。
このように時間の流れとともに違った印象を与える人の「声」、アンパンマンという作品では一人の声優が多数の役を演じ分けることが多いのも特徴ですので、そちらもご紹介しますね
メロンパンナちゃんの声優【かないみか】さんは驚くほどキャラを担当!
私も最近知ったのですが、メロンパンナちゃんの声優、かないみかさんはアンパンマンで驚くほどたくさんのキャラクターを演じ分けてご出演されています^^;
・マリオネットちゃん(初代)
・台風ぼうや(初代)
・カレン(3代目)
・なみだちゃん
・ゆずういろう
・アーモンド王子
・ちびおおかみ
・バケルくん(3代目)
・ブタお(3代目)
・ケチャップリン(2代目)
・かしわもちまん
・きりまる(4代目)
・ノートくん(4代目)
・つみれくん(5代目)
・チョキパンダ
・クリちゃん(2代目)
こちらは意図して演じわけているので、メロンパンナちゃんとはまた違った印象を受けますよね!
かないみかさんが演じているとは気付かずに聞いていた役も多いのではないでしょうか?
アンパンマンに限らず昔のアニメでは、声優さんの掛け持ち(兼役)が多かったようです。
その理由として、予算も当然ありますが、キャラクターが多い作品の中、声優という職業が今ほど人気ではなかった事から、スタッフが少なく、それでも何とか作品を作るためにという事のようです。
声優さんの数でいえば、現在と比べると十分の一程度だったんだとか^^;
メロンパンナちゃんの声優は変わったと言われる理由や驚きの事実まとめ
今回は、メロンパンナちゃんの声優は変わったと言われる理由や驚きの事実についてでした。
要点をまとめますと
・メロンパンナちゃんの声優かないみかさんは変わっていない
・変わったと感じるのは、おもいで補正か声変わりかも?
・かないみかさんはアンパンマンでたくさんのキャラを演じている
という事でした。