涼しくなってくると、今年もあと少しだなぁなんて感じますが、それと同時に毎年頭を悩ませるのが 「おせち」問題。買うのは高いけど、せっかくのお正月だしおせちは食べたい!でも、お店で買うみたいにきれいに盛り付けるのって難しいですよね。そこで、今回はお家にある大皿や100均グッズ、本格的な重箱までおせちの盛り付け方を徹底解剖します!
- おせちの盛り付けに使えるおすすめの100均グッズは?
- おせちの盛り付け!重箱一段の基本は?
- おせちの盛り付け!重箱二段の場合は?
- おせちの盛り付け!重箱三段はどうすればいい?
- おせちの盛り付け!ワンプレート大皿おせちに挑戦!
- おせちの盛り付け!仕切りはどうすればいいの?
- おせちの盛り付け!主な葉物の由来をご紹介します。
- まとめ
おせちの盛り付けに使えるおすすめの100均グッズは?
シーズンものは使える期間も短いから、高価だと買うのをためらいがち。しかーし!今や100均でなんでもそろう時代!!安さは言うまでもなく、実用的でかわいいものがいっぱいあるからつい買ってしまうんですよねー!
大きめのお重やお皿はさすがに100円では買えませんが、盛り付けに使う小物は、これから年末に向けて品揃えがどんどん充実していきます。人気商品は売り切れることもありますので、新商品が入っていないかこまめにチェックしたいところですね♪
我が家で毎年おせちの盛りつけに使っている100均グッズは、竹筒やゆずを切ったような小鉢や豆皿です。これになますや黒豆を入れると、彩りがきれいで雰囲気が出るのでおすすめです!その他にも金色の大きめおかずカップや、梅の花の飾りがついたお正月っぽいピックなどは、地味になりがちなおせちをぐっと豪華に見せてくれますよ!
また、近年流行っているおしゃれなワンプレートおせちにするなら、ダイソーやセリアにある仕切り皿などがおすすめです!特に3つに仕切られた白い長方形のお皿は、おせちシーズンが過ぎても串カツやたこパなどで調味料入れにも使える便利アイテムです。
その他にも和柄の豆皿や花形の小鉢など、おせちにぴったりなものがたくさんあるのでお気に入りを探してみてくださいね♪
おせちの盛り付け!重箱一段の基本は?
おせちは少なめでお雑煮メインで食べたい!そんなご家庭は重箱は一段で十分ですよね。この場合、いろんな料理をぎゅっと詰めるので、一段だと寂しくなるかな?と心配になりますが、詰め方次第でじゅうぶん豪華に見えると思います。
きれいに見せるポイントは、奇数の料理を盛り込むこと。見え方だけでなく、奇数は昔から縁起がいいと言われているのでぜひ取り入れてくださいね!
正面を決めて奥に高さのあるものを置き、手前に向かって順番に詰めていくとスムーズに詰められますよ。
おせちの盛り付け!重箱二段の場合は?
一番基本となる重箱二段のおせちの盛りつけですが、いざ詰めようとするとなかなかうまくいかないもの。適当に詰めればそれっぽくなるでしょ!と思って詰め始めますが、せっかく頑張って作った料理たちなのになぜかパッとしない。みんなが作ってるのと同じようなラインナップなのになぜーーー!?
実はこれ、上手な人は詰める前に配置を決めているのです!二段の重箱を使う時は、メインの料理を一の重と二の重に分けて入れるときれいに見えるそうなんです。
手順を詳しく説明しますと、まず配置をイラストに描いて決めます。どの料理をどこに詰めるか、簡単な完成図をイラストに決めましょう。配置のコツは、格子状に分けたり、縦か横の列になるように並べたり、斜めの列に並べたり、同じ色合いのものがなるべく並ばないように詰めていくのが、きれいに見えるコツです。
中央にメインの料理を置き、放射状に広がるような形で詰めるのも素敵ですよ!また立体的に彩ったり、重箱の隙間が出来ないようにきちっと詰めると見た目が豪華になります。我が家ではおせちのカタログなども参考にしています。作る前の段階から「今年はどんなものを作ろうかなー」とペラペラめくりながら考えるとおせち作りが楽しみになるかも♪
おせちの盛り付け!重箱三段はどうすればいい?
品数の多い三段のお重は迫力・ボリュームともに満点ですが、その分詰めるのが難しそう。でも、コツをつかめば豪華なおせちになるのでぜひ参考にしてくださいね。
まず一の重には「口取り」や「祝い肴」と呼ばれる前菜となる料理を入れます。たたきごぼう、田作り、カズノコ、かまぼこなどですね!また栗きんとんや黒豆、伊達巻などの子どもが好む料理もここに入れましょう。
※栗きんとんや黒豆などは小鉢かおかずカップに入れると、ベタつきや汁漏れが防ぐことができます。
次に二の重ですが、メイン料理(焼き物、エビや鯛、サワラ、ブリ、イクラ)や酢の物
を入れます。ローストビーフ、肉巻きなどのお肉料理もここに入れるといいですね。
最後に三の重ですが、煮物を中心に入れます。煮しめや筑前煮、里芋やくわい、こんにゃくなどの山の幸を入れるのが一般的です。
今は使われるご家庭も少ないかと思いますが、五段の重箱を使う際は、控えの重と呼ばれ、年神様からいただいた福を詰めるために空っぽにしておく…という風習もあるそうです。なんだか夢がありますよね^^♪
おせちの盛り付け!ワンプレート大皿おせちに挑戦!
大皿におしゃれに盛り付ける 「ワンプレートおせち」。重箱が無くても気軽に楽しめると、近年人気が出ているようです。しかし、無計画に並べてもおどろくほど残念な仕上がりになってしまいます。やっぱりセンスがない私には無理ー!とあきらめることなかれ!(笑)誰でも「映える」ワンプレートおせちにできる、いくつかのコツをご紹介します。
おしゃれワンプレートおせちにするためのコツ
- 小皿を散りばめるとかわいらしくなる。
→仕切られていると彩りがハッキリするのでキレイに見えます!
- 形のあるもの、背の高いものを後ろから順に盛り付ける。
→重箱と同じく、高さのあるものを奥から盛り付けることで立体感が出て、美しくなります!
- 同じ色を並べない。
→こちらも重箱と同じで、なるべく同じ色が並ばないようにしましょう!
- 見栄えがいい海老を手前に。
→メインとなる食材が手前あると豪華に見えます!
おせちの盛り付け!仕切りはどうすればいいの?
重箱の仕切りがついてなかった!と言う場合は仕切りのみも買えます。例えば、こちらのカップ状の仕切りセットなどは汁気のあるものを入れても安心です。
また、重箱がナチュラルな木目のものにはこちらのような木製の仕切りがピッタリだと思います。
その他にも探せば、意外と色々な仕切りが売っています。購入の際には、サイズが自分の持っている重箱に合うかどうか事前にしっかり確認してくださいね。
また、仕切りと合わせて使いたいのが ばらんです。でも探しては見るものの、よくお弁当に入っているあのばらんしか見当たらない!料亭に出てくるような本物の葉っぱってどこで手に入るの!?
実はおせちの飾りつけなどに使われている南天の葉や松の葉は、季節になると、フラワーショップやスーパー、ホームセンター等で買えるんです!見つけたときはぜひ使ってみてください。
またネットでもごくわずかですが、取り扱いがあるようなので、どうしても近くのお店で見つからない場合は利用してみるのもいいかもしれませんね。
おせちの盛り付け!主な葉物の由来をご紹介します。
おせち料理をより美しく引き立ててくれるのが、緑の葉ものです。実は縁起が良いだけではなく、防腐効果や殺菌効果があることから使われているそうですよ!
おせちに使われる主な葉もの
【難転】つまり【難を転ずる】という意味もあります。
- 松
寿命の長い常緑樹で、長寿や健康を表します。
- 葉らん
皿と料理の間に敷いたり、重箱の仕切りにも便利で彩りもきれい
- ゆずり葉
新しい葉が出て、古い葉が落ちるため家系の繁栄を表します
- 菊の葉
菊の花と同じで、長寿、邪気を払うと言われています。
- つくばね
羽根つきの羽根に似てるので、正月の飾りと考えられています。
- 裏白
裏表のない心を表します。裏側の白を上にして使います。
まとめ
今回はおせちの盛り付けについてでした。
そういえば、おせちで使うエビは加熱すると背が丸くなるところから、腰が曲がるまで元気に過ごせるように!という意味があるそうです。一つ一つの意味を知るとより楽しくお正月を過ごせそうですね!
では!