食品サンプルと言えば、喫茶店やデパートのレストランなどで飾られていますよね。本物そっくりに作られていて、なんかわかんないけどかわいい♪(笑)
最近では100均の材料を使って作る食品サンプル、フェイクフードやフェイクスイーツ(スイーツデコ)などが大人気です。一見難しそうに見えますが、意外と簡単作れるので、今回はその作り方をいくつかご紹介しますね!
- 食品サンプルの作り方の前に、材料はどこで購入すればいい?
- 食品サンプルの作り方【初心者編】100均の材料で作るスイーツ☆
- 食品サンプルの作り方【飲み物編】人気のクリームソーダを作ろう☆
- 食品サンプルの作り方【上級者編】ミニチュアラーメン☆
- まとめ
食品サンプルの作り方の前に、材料はどこで購入すればいい?
フェイクスイーツ・スイーツデコと呼ばれる食品サンプルの材料は、基本的には100均やホームセンター、手芸用品店、ネットで買えます。
最近では人気が集まっているため、キットやムック本も出ています。また、喫茶店で飾られているような、より本格的なものに挑戦したければ食品サンプルの専門サイトでキットを手に入れることができます。
■本格的な食品サンプルキットはこちらから↓
自分でつくる食品サンプルキット「さんぷるん」 | 元祖食品サンプル屋
食品サンプルの作り方【初心者編】100均の材料で作るスイーツ☆
まずは初級編!初心者の方なら100均で手に入る市販パーツを組み合わせて作る「ミニパフェ」がオススメです。
食品サンプル「ミニパフェ」
■材料
■作り方
- まず、容器にソースを流して底にため、側面に模様を書いたりします。
- 1を半日ほど乾燥させたら、ホイップを入れます。
- パーツをのせて飾りつけ、1日乾かせば完成です。
入れて、のせて、乾かすだけでオリジナルの食品サンプル(ミニチュアフード)が簡単にできちゃいます。にじむ所も本物のスイーツのようで、とってもかわいく仕上がりますよ!
次におすすめするのは食品サンプルの基本「アイスクリーム」です。これをマスターすればいろんなものに応用できるのでぜひチャレンジしてみてください。
食品サンプル「アイスクリーム」
■材料
- 100均(セリアやダイソー)に売っている紙粘土
- アクリル絵の具(爪楊枝の先にちょっとあれば足ります)
- 歯ブラシ(1本)
- 計量スプーン(1本)
- ビニール手袋
- つまようじ
- ねんど板
■作り方
- 紙粘土に絵の具を少し入れ、均等に馴染むまでよく混ぜます。(手が汚れるのでビニール手袋推奨)※色の濃い所には紙粘土を、薄い所には絵の具を足して、好みの色になるまで調整しましょう。
- 色のついた粘土が完成したら計量スプーンに山盛りの量を詰め、ねんど板にギュッと押し付けます。少しはみ出たほうがリアルですが、あまりにもはみ出る場合は取り除いてください。
- スプーンから粘土を外したら、表面を歯ブラシで撫でて、アイスの雰囲気に近づけます。スプーンからはみ出た部分は、竹串で細かく刺して質感を再現します。
- あとは、紙粘土のパッケージに書いてある乾燥時間まで乾かせば完成です!
紙粘土に色を付ける際に、あえてしっかり混ぜずにマーブル模様にしても面白いですよ。
食品サンプルの作り方【飲み物編】人気のクリームソーダを作ろう☆
食品サンプル(フェイクスイーツ)に人気が出て、実際に家で作ってみる人も増えたからか、最近は様々な粘土が100均で販売されるようになりました。
例えば「カラフルゼリー粘土」というスライムのような色のついた可愛い粘土をご存じでしょうか?特に緑色なんてクリームソーダのあの色そのものです。それを小さなグラスに入れるとそのままクリームソーダのソーダ部分に見えます。(クラッシュストーンを入れるとよりリアルになります)
小さなグラスに流すだけなので、低学年のお子様でも簡単ですし、自由研究やお友達へのプレゼントとしても良いかもしれませんね。ただこれだけでは流石に味気ないので、ちょっとアレンジレシピをご紹介しますね。
■材料
- カラフルゼリー粘土(ダイソーの不思議なクリアジェルやスライムでも代用できます。色はグリーンだけでなく、青や黄色も可愛いのでおすすめです!)
- 樹脂粘土や紙粘土(樹脂粘土の方が使いやすいのでおすすめ)
- アクリル絵の具(必要であれば筆も)
- 細いヘアゴム
- お好みのグラス(小さい方が少量の材料で済むのでおすすめ)
- ボンドや接着剤
- クラッシュストーン
■作り方
メロンソーダのゼリー粘土ですが、そのまま流すとアイスの重みで沈んでしまうことがあるので(使用する粘土によって重さが変わってきます)、その場合はクラッシュストーンを多めに入れて防ぐといいですよ◎
食品サンプルの作り方【上級者編】ミニチュアラーメン☆
ハマれば沼な食品サンプルの世界!なかでも難しいと言われているのが「ラーメン」です。特に麺を均一に伸ばすのは至難の技。同じ太さに切るのも難しいですしね。
実は調べていくと、ある意外な道具を使ってきれいな麺を作る方法がわかったんです!食品サンプル好き上級者さんはぜひ挑戦してみてくださいね。
食品サンプル「ミニチュアラーメンの麺」
■材料
- おゆまるくん(何度も使えるプラスチック粘土)
- 注射器(コスメコーナーの詰め替えボトル付近にあります。ケガに注意!)
- 粘土
- 接着剤
- 絵の具
■作り方
- まず注射器の先(針が刺さっている部分から2cm位のところ)から針の根本に少しかかる位までをおゆまるで包みます。隙間が出来ないようにぴったり密着させましょう☆
- 1が固まったら、注射器とおゆまるの溝を接着剤で埋め、針を抜きます。
- 麺色に染めた粘土を注射器につめ押し出せば、均等な麺がにゅにゅっと出てきます。
代用品として、100均で売っている香水などを入れ替える時に使うシリンダーを使うのもアリです。細麺や太麺にしたい場合はこちらも試してみてくださいね。
ラーメンの麺ができたら、あとは具材とスープを作るだけ!ナルトやネギをのせるだけで本格的なラーメンに見えますよ♪
ナルトの作り方
- 白の樹脂粘土でちいさな長円形を作ります。
- フチをつまようじの先でつつくようにして、ギザギザの形にし、一周ぐるっとギザギザにしたら、乾燥させます。
- 完全に乾いたタイミングで、水性ペンのピンク色や赤色で「の」の模様を描けば、おいしそうなナルトの完成です!
ネギの作り方
- 水性ペンの黄色で、粘土を薄い黄色に着色します。
- 着色した粘土を細長く延ばしたら薄く潰します。麺ほどの薄さだと、ネギの雰囲気がでませんので、厚さは1mm程度が理想です。
- 薄く延ばした粘土をつまようじなどの細長い棒にクルクルと巻き付け、乾燥させたら薄くカットすれば完成です。色を変えれば青ネギにもなりますし、作りたいものに合わせて応用ができます。
最後にスープですが、代表的なものを2つご紹介します。
まず1つ目が、ダイソーなどの100均で手に入るエポキシ系接着剤(2液を混ぜることで硬化する接着剤)を使う方法、2つ目は手芸店などで手に入るクリスタルレジンと呼ばれる2液式レジンを使う方法です。
エポキシ系接着剤の場合は、まず主剤に水彩絵の具やプリンタインクなどを混ぜてから、硬化剤を混ぜて作っていきます。クリスタルレジン(2液式レジン)の場合も、主剤と硬化剤に分かれているので、先に主剤にレジン用着色料やプリンタインクなどを混ぜてから、硬化剤を混ぜます。
今回は簡単に説明しましたが、エポキシ系接着剤もクリスタルレジンも、どちらも取り扱う際の注意点などありますので、説明書や専門的な説明サイトなどを参考にしてみてください。
ラーメンのどんぶりは白い樹脂粘土や黒い樹脂粘土などお好みで作ってみてくだい。あとは、スープ(少量)→麺→スープ(麺が沈むくらい)→具材の順番でのせていけば、あなただけのミニチュアラーメンの出来上がりです!
この時、スープは硬化剤を入れた時点からどんどん硬化するので、ある程度配置を決めてから素早くのせていくようにしてくださいね。
まとめ
今回は食品サンプルの作り方についてご紹介しました!
昔は食品サンプルと言えば、豪快なラーメンやスパゲッティ、餃子、パフェなどが主流でしたが、時代は変わりましたね^^; 私もこの機会に醤油皿にわさびが乗っている食品サンプルが作りたいなーと思いました。
では!