穏やか貴族休暇のすすめ。のストレスフリーな描写が大好き♪最新刊情報も！？

穏やか貴族休暇のすすめ。いいですよね！このストレス社会に疲れている人をねこそぎ全員癒やしてくれるんじゃないかと、勝手に思っています（笑）人のために何かをしてあげたい！という姿勢は本当に見習わないとですね！私たちが想像できなかった展開もあるので時間を忘れて楽しめました♪

【合本版1-5巻】穏やか貴族の休暇のすすめ。【電子書籍】[ 岬 ]

：作者：岬

穏やか貴族休暇のすすめ。あらすじ

原作は「小説家になろう」で、現在小説は11巻まで、漫画は4巻まで出ていて、この作品は「リゼル」という主人公が、瞬きをした一瞬で、自分のいた場所（世界）から別の場所（異世界）に転移するところから始まります。
元々リゼルのいた世界でも魔法があり、転移先にも魔法があるので、異世界転生系ではないですが、その身一つで異世界に飛びます。リゼルという人間は、元の世界では貴族で王に仕えていました。その為、貴族として緊急事態でも穏やかな表情を崩さず、突然転移しても、内心困惑しながら情報を集め始められるほど冷静です。
そこで出会うのが人間離れした力を持つ「ジル」というソロの冒険者で、リゼルは自分の力だけで元の世界へ戻ることは難しいと考え、これは休暇だととらえ、悲観するのではなく楽しみます。初めはリゼルがジルを1ヵ月雇い冒険者となるところから始まります。

穏やか貴族休暇のすすめ。のリゼルとジルの行動が素敵すぎます。

私はリゼルとジルが好きなのです。リゼルは人の上に立っていたこともあり、この人が喜ぶならしてあげたいと思わせることがうまいです。
ジルは縦社会で生きていたリゼルにとって、初めての対等な関係で、弱みを唯一見せた相手で、心を許していると遠回しに言う描写があるのですが、その場面が私は一番好きでキュンとしました。
その他にも主人公とその他の登場人物の掛け合いがとても面白いです。
主人公は王の教育係をしていたこともあり、年下を甘やかしたい願望が強く、実際甘やかします。
甘やかされ慣れていない子がだんだんとリゼルに落ちていく描写が若干ドキドキします。しかし、作者が恋愛より友愛と言っているので、その辺は考えすぎかも知れませんが（笑）なかなかの描写があるので、好き嫌いは分かれると思いますが、主人公とその他登場人物との距離が近く、主人公愛されで、人間関係が複雑すぎなく、リゼルが何かに巻き込まれるときはジルが近くにおり、頭脳面・戦闘面ともにピンチになったりはしません。そういうストレスフリーに読めるところがお勧めです。

穏やか貴族休暇のすすめ。は、どんな作品が好きな人にオススメ？

ユーリ!!! on ICEが好きならハマると思います。ユーリ!!! on ICEのようにキャラ同士の絡みが多いので、ファンタジー物が嫌いでなければ楽しめると思います。ユーリのようにハラハラする展開はないのですが、ワクワクする展開、私たちが想像できなかった展開があるので、若干似た部分もあります。
未だに小説の方が完結していないので、最終的にどうなるのかはわかりませんが、ユーリのように最終的にはユーリの中でヴィクトルに当たる存在のジルが、視聴者を驚かせる展開になるのではないかと私は予想しています。
なので、あの展開が解釈違いでなかった人ならばこの作品も楽しめると思いますよ！

穏やか貴族の休暇のすすめ。最新刊はいつ発売？

穏やか貴族の休暇のすすめ。11【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 (TOブックスラノベ)

 穏やか貴族の休暇のすすめ。最新刊ですが、11巻は2020年12月10日に発売されました。
12巻は2021年04月10日の発売予定ですので、楽しみに待ちましょう！

穏やか貴族の休暇のすすめ。12