メガネを付けている方にとってはお馴染みでしょうが、鼻パットの裏に緑色のカビのようなものがついてしまう事がありませんか?
これってあまり気持ちの良いものではありませんよね?
メガネは生活必需品ですので、いつまでも清潔に気持ちよく使いたいですよね。
そこで今回は、眼鏡の緑青(緑色のカビのようなもの)の正体から、手軽にきれいにする方法、注意点までご紹介していきます。
眼鏡にこびりつく緑青(ろくしょう)の正体とは?
メガネに付着する、緑色のカビのようなものは緑青(ろくしょう)と呼ばれるもので、皮脂や汗、そしてファンデーションが原因となって発生するサビのことです。
イメージしにくい方は、古い10円玉に緑の汚れがついている様子を思い出してみてくださいね。
原因は10円玉と同じで、緑青の正体はサビなので、メガネの鼻パットがプラスチックで作られているメガネには発生しませんが金属だと発生します。
最近はさまざまなデザインのメガネが増えているので、鼻パットが何でできているかはメガネのデザインによって様々。
気になる場合は、眼鏡を購入する際に店員さんに一言聞いてみるか、前もって調べておくと良いでしょう。
緑青が発生してしまうことが分かっていても、肌にあたる感触の違いから、プラスチックの鼻あてに違和感を抱く方も一定数いるかと思いますので、次は緑青をどのようにお掃除したらいいのかです。
眼鏡の緑青を綺麗に掃除する2つの方法
①重曹を使って洗う場合
洗面器などの容器の中に重曹大さじ2杯に水大さじ1杯を入れて混ぜます。
それでできあがった液で緑青を洗いましょう。
②中性洗剤を使って洗う場合
メガネの鼻あての部分に中性洗剤をかけてしばらく放っておきます。
その後、中性洗剤を洗い流しましょう。
視力が悪く、メガネがないと生活に支障は出る方の場合は、重曹液であればつけ置きの必要がないので、すぐに洗浄することができます。
重曹液の場合は作らなければならない手間もありますので、状況にあわせてお好みで選択しましょう。
どちらにしても洗い流すので、顔がかぶれてしまう心配はありませんが、洗剤に弱い方は重曹液を作った方がいいかもしれませんね^^;
眼鏡の緑青を掃除する時の注意点は?
緑青掃除で重要なのは、鼻あてがとれてしまわないようにはもちろん、メガネのレンズ自体を傷つけてしまわないように、歯ブラシではなく、綿棒で擦り洗いするようにしましょう。
綿棒であればレンズを傷つけることもありませんし、鼻あての細かい部分にも入るので、きれいにすることができます。
また鼻あてはねじで止められていることが多いため、徹底したい場合は、鼻あて自体をとって洗えばなおさらきれいにすることができます。
緑青を掃除中にネジを紛失してしまった場合は?
もちろん非常に小さいねじでとめられているので、ねじを紛失してしまう可能性もありますし、意識していなくても鼻あてがとれてしまうこともあります。
鼻あてがとれてしまった場合はメガネ屋さんで修理してもらうことができますので、いろいろ調べる前に、まずは購入先に相談してみる事をおすすめします。
購入したお店であればそのメガネにあった鼻あてやねじがすぐに用意できたり、すぐに対応してもらえることが多いです。
一方で、購入店でない場合は合うねじや鼻あてがなくて時間がかかってしまう場合もありますし「他店で購入したメガネは修理できません」と拒否されてしまうことさえあります。
なんにせよ無くさない事が一番です。洗浄中は鼻あてがとれてしまわないように、十分注意してくださいね。
そもそもの話にはなりますが、自宅近くのメガネ屋さんでメガネを作ることや、スペアのメガネを持っておくと便利です。
眼鏡の緑青(ろくしょう)の落とし方や注意点!正体まとめ
今回は、眼鏡の緑青(ろくしょう)の落とし方や注意点!正体についてでした。
要点をまとめますと
・眼鏡に付く緑色のものは緑青(ろくしょう)と呼ばれるサビ
・重曹もしくは中性洗剤で取り除ける
・パーツが無くなった場合は、購入店舗に相談する
ということでした。