40代を過ぎると、年のせいかだんだん記憶力が悪くなってしまい、物忘れは酷くなり、若い頃に比べるとあれもこれも思い出せない。こんな風に思う方は多いですが、実は記憶力は努力や技術さえあれば改善するんです!
記憶力の良い人はそのやり方を知っていて、記憶力の悪い人はそのやり方を知らないだけ、なんだそうです。
記憶力を上げる方法!40代の抑えるべきポイントは3つ!
記憶力を上げる具体的な方法のポイントですが、肝になるのはたった3つです。
1. 回数
人の脳は記憶したことの約70%を次の日には忘れてしまう(エビングハウスの忘却曲線)という有名な研究結果があります。この事から、どうしても記憶をしたいことは何度も繰り返し反復することが大切です。
必ず記憶したい事柄に関しては、1日3時間勉強するより1日1時間を3日繰り返す方が効率が良いということになります。
2. 感情
感情が動かされると覚えやすくなります。例えば、旅行に行ったときにたった1度訪れた場所でも、その時の些細な出来事や景色など、鮮明に覚えていませんか?
あれは感情が大きく動き脳に刻まれているからなんです。その他にもここの自動販売機で「当たった」など鮮明に覚えているものだと思います。なので昨日食べた物が思い出せないのはあまり感情が動かなかったということなのかも?
3. 意思
「絶対に覚える!」と強く思うことで、記憶力が格段にあがります。名前の間違いに厳しい人の名前って自然と覚えられると思います。あれは「間違えたら失礼、怒られるかも」という意思が働くからです。
40代に限らず記憶力というのは、以上のポイント(技術)をどれだけやっているかが大きく影響しているのです。単純なことだけど、意識してみると変わってくるのでぜひ試してください。
記憶力を上げる方法は他にも!食べ物で記憶力アップ?
記憶力をアップさせるための食べ物とその根拠をご紹介します。
青魚
鰯(いわし)や秋刀魚(さんま)、鯖(さば)などは記憶力をあげるために良いといわれています。これは青魚のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には、脂肪酸が含まれているからです。脳の3分の2を構成しているのが脂肪酸で、アルツハイマー病を防止する働きがあったり、加齢に伴って進行する記憶力の減退を期待できます。
チョコレート
チョコレートを食べるとBDNF(脳由来神経栄養因子)というものが増加することがわかったそうです。脳由来神経栄養因子は脳の成長に欠かせないもので、記憶力に必要な集中力を上げる効果もあるそうです。
納豆
納豆には記憶力や集中力を上げるレシチンを含まれています。また、納豆のネバネバはナットウキナーゼという血の循環を良くする物質が含まれているので、脳の活性化にも繋がります。
バナナ
バナナはエネルギーが長時間キープしやすいという特徴があります。これはバナナに含まれるブドウ糖、果糖、ショ糖という3種類の糖分がそれぞれエネルギーに変換されるスピードが違うからです。もちろん、その他の食材からも摂取することができますが、勉強や仕事の最中に片手で取れるということも大きなメリットです。
緑茶
緑茶に含まれるカフェインも記憶力の引き上げ効果を期待されています。カフェインは脳の記憶を司る「海馬」を刺激してくれます。また、緑茶にはカフェインに加え、ビタミンCなどの抗酸化物質も含まれています。
まとめ
いかがでしたか?歳を取れば自然と記憶力は落ちると思っていましたが、実は記憶力は年齢と共に衰えるのではなく、単純に覚える行動をしていないだけというデータが出ているのには驚きでした。行動次第で記憶力は良くも悪くもなるという事ですね。
私も記憶力には自信がありませんが、人の名前は特に間違えられないので【感情】【回数】【意思】の三原則を意識して実践していこうと思いました!すぐに言ったことを忘れるアラフォーの夫にもしっかり教育しようと思います(笑)