【きのこたけのこ論争】なんて言葉を、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ご存じ通り、きのこの山とたけのこの里は非常に有名なお菓子ですが、実はもう一つ、一時代を盛り上げたライバル的な商品があったのをご存じでしょうか?
今回はたけのこの里、きのこの山と並んでいた、もうひとつのお菓子についてです。
たけのこの里、きのこの山、もうひとつは?
結論からお話すると、もうひとつは【すぎのこ村】です。
「そもそもすぎのことはなんぞや?」と思う方の多いのではないでしょうか?
すぎのことは、漢字で杉の子と書きます。
ざっくりご説明するなら、つくしとよく一緒に生えている雑草ですね。
きのこ・たけのこと並んで、雑草がラインナップされていました^^;
そして販売期間は非常に短く、1987-1988年のわずかな期間だけですが、その1年足らずの販売期間なのに、ご存じの方が意外と多い幻のお菓子です。
きのこの山、たけのこの里と一緒にCMで流れていた効果もあったんだと思いますが^^
尚、この【すぎのこ村】ですが、今発売されていても可笑しくないほど、おいしそうです。私も子供の頃に一度だけ食べた気がするのですが残念ながら味は全く覚えていませんorz...
味付けは
・ココアビスケット
・ミルクチョコ
・つぶつぶアーモンド
そう、私の好きなものばかりの組み合わせ!(笑)
味のイメージとしては、現在の小枝のような雰囲気のお菓子だったのかと思ったら、ちょっと前に販売されていた【ラッキーミニ】のような味だったようです。
※ラッキーミニはフランの元になっていると言われています。
すぎのこ村はどうして無くなってしまった?
【すぎのこ村】が無くなってしまった原因を調べてみましたが、どうやら小枝など他社の人気商品に負けて、というわけではなく、同じくMEIJIの【たけのこの里】と【きのこの山】の人気がすごすぎて、それにかなわず撤退してしまったとのことです^^;
きのこの山が1975年に発売開始となり、たけのこの里が1979年に発売開始、そしてすぎのこ村が1987年に発売開始されているのですが、きのこ・たけのこ人気にそって、すぎのこ村を出して、一時は大ヒットしたものの徐々に出荷が減少してしまい…といった流れのようです。
これだけ美味しそうなのに残念ですが、それだけきのこたけのこの勢いが凄まじいものだったのでしょうね^^;
単語の印象の話になりますが、確かにきのこ・たけのこに比べると、すぎのこ自体の知名度が低いですし、【雑草】といわれると、あまりおいしくなさそうに感じてしまうのもわかります^^;
商品の売り上げはコンセプトやネーミングで大きく変わるという話を聞いたことがありますが、そういう事なのかもしれませんね^^;
すぎのこ村はネット上で、〇〇と呼ばれています。。
ネットですぎのこ村について調べていたら、すぎのこ村の発売中止を【廃村】と呼ぶ方を多く見ました^^;
うーん、確かに廃村と言えば廃村なのでしょうが、ちょっと悲しい表現ですよね^^;
これだけ美味しそうな商品なので、期間限定でもリメイクでも良いのでもう一度チャンスをあげて欲しいです。
少なくとも私は絶対に食べますし、時代の先を行き過ぎただけなのかも知れませんし^^
2005年に期間限定で復刻発売されていたので、またの機会を待ちましょう!
たけのこの里ときのこの山。もうひとつは?まとめ
今回は、たけのこの里ときのこの山。もうひとつは?についてでした。
要点をまとめますと
・もうひとつはすぎのこ村
・すぎのこ村は現在販売終了
・2005年に期間限定復刻発売されたが次回は未定
という事でした。
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