子どものしつけについて、悩まない親はいないのではないと思います。
そこで今回は子どものしつけの今どき事情を調べてみました!
もちろん子育てに正解はありませんので、あくまでも「こういう人もいるのか」という一つの意見としてお読み頂けたら幸いです。
「挨拶ができない」「行儀が悪い」「反発をする」「片づけをしない」
感情のままに叱ってしまいがちだけど、「本当にこのしつけ方で良いの?」と考えることはありませんか?一般的には何歳からしつけをするのか、正しいしつけってどうすればいいのか、悩むことが多いと思います。
毎日毎日叱ってばかりだと親も疲れるし、子供も謝ってばかりや叱られることに慣れてしまったり、逆に何も言わない事が正しいのかと言われれば違いますよね。
親だって、人間ですから時には感情的になってしまうこともあります。穏やかに子供に正しく伝わるような言い方を常に言える人なんていないと思います。
しつけをする際に大切なのは「親子の温かい絆」がだと言われています。
それは叱るだけではなく、良い所を見つけたら、1日たった5分でも良いので、たくさん褒めてあげることがスタートなんだそうです。
- 子供のしつけで大切な伝え方とは?
- 子供のしつけでたたくのは良い悪い?その根拠もしっかり調べてみました。
- 子供のしつけで施設に預けるかを悩んだらどうしたらいい?
- 子供のしつけで外に出すのはもう古い?その理由とは?
- まとめ
子供のしつけで大切な伝え方とは?
ぼやっとした言い方ではなく、何をすれば良いかきちんと伝える
「これを食べたらパパが可哀そうじゃない?」と、考える幅を持たせるよりも「これはパパの分だから残しておこう!」と言われたほうがわかりやすいですよね。
考える余白を与えてしまうと、具体的に何をすればいいかわかり難いので、してほしいことをズバッと伝えます。
この時に1つだけに絞って伝えることも大切です。欲張って1度にいくつも伝えようとすると、結局1つも伝わらなかったり、本当に大切なことが伝わらなかったりします。
子供のしつけでたたくのは良い悪い?その根拠もしっかり調べてみました。
結論から言うと、子供のしつけでたたくのは良くありません。
その理由ですが、親から常習的な叩くしつけを受けている子供たちは身体も心も傷つくのは当然のことですが、その結果、攻撃性が強くなる場合が多く、お友だちにも同じ様に手をあげてしまう事があります。
親を怖がって甘える事が出来なければ、心を閉ざして反抗心が生まれます。そして大人になった時に、自分の子供にも手をあげてしまう事例が多いそうです。
また一度たたいてしまうと、次第にエスカレートしてしまう事もあります。
子供が「自分が悪いことをしたから仕方ない」「愛情がある」と思えれば、しつけの範囲であると言えるのかもしれませんが、実際に叩かなければ伝わらないなんてことはほぼないと思います。
子供のしつけで施設に預けるかを悩んだらどうしたらいい?
「もう限界」そう思って子供を施設に入れたいと思う場合もあると思います。
子供のしつけで施設に預けるかを考える段階ともなれば、心身ともに親が疲れ切っている状況だと思います。そこで、子供のしつけを施設に預けるか悩んだ人のポイントをまとめてみたので、施設という選択肢を悩んでいる場合は参考にしてみてください。
ポイント1:周りや自分に怪我をさせる可能性があるかどうか
あなたが子供に手をあげてしまう、もしくは子供があなたに手をあげてしまうことがあるなら、距離を置いてお互いの心を整える時間が必要かもしれません。
これは実際に手をあげていなくても、感情としていつ手をあげてしまうか分からない状態でも同じです。
ポイント2:離れることによって状況がよくなるか?
顔を合わせる時間がある事で問題がおきたり、悪化してしまうようなら、第三者に介入して貰っての解決も一つかもしれません。精神的に追い込まれていると、冷静な判断もできなくなってしまうので、考えたり向き合う時間を作る事も必要な場合があります。
以上のポイントをふまえて判断している人が多いようです。
とはいえ、あなたの大切なかけがえのない子供ですから、本当にそれでいいのか?よく考えた上で、後悔のない決断をしてくださいね。
子供のしつけで外に出すのはもう古い?その理由とは?
昔は悪さをすると、家の外に出されるということが当たり前のようにありました。実際に私も、叱られて追い出されて玄関の前で泣いていた記憶があります。
しかし現在では「これはしつけの範囲を超えている」という考えが多く見られます。
こうして子供を怖がらせて押さえつけたり、従わせる方法が、しつけとして効果がないということがわかってきたからです。
親が「これくらい大丈夫、すぐ家に入れてあげればいい」と思っていても、子供には大きなショックと不安を与えてしまい、反省どころではなくなってしまいます。
とはいえ、お互いにカッとなってどうしようもない時ってありますよね。
そういう時は海外のしつけ法「タイムアウト」を試してみてはいかがでしょうか。
実は「出ていけ!」と言うしつけは日本だけで、海外では「外出禁止」や「部屋から出るな」と言うそうです。
その方法は「何がいけなかったのか考えて」と時間を決めて、じっくり考えさせるというもの。まだ小さい子は、必ず親の目の届くところで部屋の隅などに座らせます。
数分間、考える時間を作るだけで効果があると言われています。この時間が親にとってもクールダウンの時間となり、お互いに落ち着いて話ができるようになると思います。
まとめ
今回は子供のしつけについて、大切なポイントや今どきの考え方についてご紹介しました。
100人の親がいれば100通りの考え方、そして答えがありますので、一概にどれが正解とは言えません。
しかしどういった決断であれば、後悔のないように慎重に決断することが重要ですね。