あなたは『百姓貴族』という漫画をご存知でしょうか?「えっ?何もそんなにマニアックに語らなくても!?」というほど、農業の深ーい話までわかる最近話題の漫画です。読めば明日からお百姓さんになれるかも?(笑)今回はそんな『百姓貴族』についてご紹介します!
- 『百姓貴族』の作者やストーリー(あらすじ)
- 『百姓貴族』の感想や見どころは?私の好きなエピソードはコレ!
- 『百姓貴族』はアニメ化してる?していない?
- 『百姓貴族』の海外の反応は?
- 『百姓貴族』はこんな人にオススメ!
- 『百姓貴族』まとめ
『百姓貴族』の作者やストーリー(あらすじ)
- 作品タイトル:百姓貴族
- 作品の作者:荒川弘
あらすじ
『百姓貴族』は、「鋼の錬金術師」などで有名な作者の荒川弘さんが北海道の実家で農業を手伝っていた頃の実体験や、農業高校に通っていたころの体験談を漫画にしたものです。生々しい農家の実態に迫る内容が、コミカルでクスッと笑える内容に仕上げられていて、思わず「へえ~!」となるような話も盛りだくさんです。また作者の家族の微笑ましいエピソードもあるため、農家の暮らしを身近に知ることもできます。長編ではなく1話完結のため、どこからでも読むことができ、どこを読んでも面白いという魅力があります。面白いし勉強になる素敵な作品です☆
『百姓貴族』の感想や見どころは?私の好きなエピソードはコレ!
一番衝撃的だったお話はなんと言っても、「日本から独立して北海道国になる!」のエピソード。いろいろな意味で衝撃的でした。まず日本の食料自給率が思っていた以上に低いという事実が、数字でハッキリ示されるところから「えっ?!」と心を掴まれました。さらに、そこから「もしも北海道が独立したら」の数字が出てきて、さらに「ええ!?」となります。そして独立した北海道の食料自給率が、比較にならないほど高いことが数字からわかり、「今の私たちの食卓って……」という、普段とても考えないようなことを考えさせられました。忘れたくても忘れられないこのエピソードの名言は、「十勝だけで四国の食料を支えられる」というニュアンスの発言です。食料自給率が何百パーセント、何千パーセントってそういう数字なんだ!?ととてもわかりやすいと感じられるたとえだと思いました。漫画で楽しく学べるから小学生の勉強にもなるかも?
『百姓貴族』はアニメ化してる?していない?
『百姓貴族』は残念ながらアニメ化はまだされていません。これだけ勉強になって面白いので、NHKあたりでアニメ化になってもおかしくないのに!と個人的には思います。ちなみに、試し読み動画が公式から出ていましたので、添付しますね。
百姓貴族の面白いところがギュギュッと濃縮されていますね。絵とギャグがハガレンっぽい(笑)
『百姓貴族』の海外の反応は?
『百姓貴族』の海外の反応を見てみると、
「今まで読んだ漫画の中で一番楽しかった」
「今後グローバルに展開して欲しい作品だ」
「私も家畜を育てていたがたくさんの思い出が蘇った。プリントアウトして親に見せたいよ!」
「素晴らしい作品だから本で持っていたい」
「これは農場での暮らしを思い出させるハイクオリティな農業漫画。」
などなど、高評価が並んでいました!ありそうでなかった漫画ですし、内容が深いので絶賛される理由はわかりますね。
『百姓貴族』はこんな人にオススメ!
『百姓貴族』は将来農業をやってみたい人や、農業高校への進学を検討している人、過去に農業を経験していた方にオススメです。もちろん「鋼の錬金術師」や「アルスラーン戦記」コミカライズを担当している、荒川弘さんの作品なので、「荒川さんの絵が好き!」という方にはぜひ読んでもらいたいです。同じように農業高校を舞台にした荒川弘さんのマンガ「銀の匙」を好きな方にも、また違った角度で楽しめるのでオススメです!また、農家・農業エッセイというちょっと特殊でとっつきにくさを感じるジャンルでありながら、荒川さんの持ち味である軽妙なギャグ調で話が進むエッセイ漫画なので、農業を志している人がハードル低く専門分野の実態の一端を知ることができます。
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↑『百姓貴族』の最新刊(7巻)は2021年10月21日頃発売予定!
『百姓貴族』まとめ
今回はマンガ『百姓貴族』についてご紹介しました!都会に住んでいるとあまり意識しなくなってしまいますが、食材って最初からスーパーなどに並んでいるわけではなく、誰かが生産して、加工して、私達の手元に来るんですよね。そういった事を真剣に考える機会をくれる素晴らしい作品だと思いました。それから、北海道の人を怒らせたら怖いなと思いました(笑)